aria トラストロッド その2


前回、aria2号(スプルースTOP630mm)のトラストロッドを回しました。今回はaria1号のトラストロッドを回します。

手ではよく分からないのでスマホで撮影
トラストロッドは有るようだが、作業幅がギリギリのとこへロッドの頭が少し出ていて、どうやってもロッド回しを差し込めない。
あれこれ格闘すること約40分。何とか差し込み成功!回せました。90度ほど回してネックが真っすぐになった。
アリア1号(左)2号(右)のネックメンテナンス終了。左がコロナ前,。右が新品なんだけど仕上がりが雑。どちらもa50S-63スプルースTOPです。細部の仕上げには雲泥の差がある。左がアタリで右がハズレ。コロナの影響で大量のB品が出続けてるのかなー
★a200s/全く鳴ってないので、鳴るようになるまで、何年もかかりそうな(爺には時間が無い)感じ。★a100s/正直、アタリのa50sとの差が分からないので、a50sにしました。

エーデルワイス

 

左手のリハビリで始めたクラシックギター。今は虜になってます。凛としたエーデルワイスが弾きたいなー。

guitar:aria2号/録音:古いスマホのボイスレコーダー/弦:augustine-black交換したばっか。(ナット交換前)

aria トラストロッド その1

メーカーもビックリの謎のトラストロッドを回してみた。

アリア2号ースプルースTOP630mm
ブレーシングに穴無し。

左は付属の六角レンチ。右は自転車整備用の六角レンチ。
レンチの左側は、多少の角度があってもネジを回す事ができます。
①裏側を手で触って形状確認(サウンドホールが小さいので、小さい私の手でもギリです)。②付属のレンチを差し込んで回そうとしても、ガイド溝にレンチがあたって、ほぼ回りません。③自転車用のレンチは角度があっても回せるので、ブレーシング越しに差し込みます。頭の向きに注意。④このままでは回せないので、パイプを被せて持ち手を長くするか、ペンチではさんで回すかですね。パイプが無かったので、私はペンチで掴んで回すことに成功しました。ネックが真っすぐになるまで(160度くらい)回しました。
※TOPに傷がつかないように細心の注意が必要です。
このギターは、製造工程がきちんと管理されてたらなー。良く鳴るので弾いてて楽しいギターなんだけど。Edelweissを弾くと気持ちいいので気に入ってます。

アリア1号トラストロッド回すはこちら→アリア1号

途中経過

ひと月 、矯正したままなので、クランプを外して、指板にレモンオイルを再塗布す

6弦側
1弦側
いい感じです。後、ひと月は矯正したまま自然に乾燥を促進させます。
再休眠

ネックの修正と乾燥促進

 

フリマアプリで買った古いギターが、まるで水没してたかのように、じっとり、ずっしりと重い。古い=乾燥。ではないようだ。老人には、ギターが鳴るようになるまで待ってる時間が無いので、強制的に乾燥を促進させて、ついでにネックの修正。
ネック裏、側板、裏板の塗装を800番のスポンジで剥がしとく。真冬の乾燥を利用して冬中放置。仕上げでエアコンの真下に二週間放置。随分とネックのジョイント部が軽くなった。ネックの修正は、熱を加えて二週間固定しても、直ぐに、元に戻ってしまうので、半年~1年は、このまま固定して木材自信が記憶するのを待ちたい。
縄張りに異物発見
何だーこれは?
邪魔だわーこれ